パスワードの思い出
トピック「ゲーム大好き」について
子供の頃のTVゲームって、もちろんファミコンだったけれど、
当時、ゲームの途中経過保存の主流はパスワード形式で、
ゲームが複雑化するにつれ、バックアップ形式に移行しました。
中断したゲームはパスワードを入力してゲームを再開するわけだけど、
なんの意味もない文字の羅列を書き写し間違えて、
泣く思いをしたのは数しれず、
ドラゴンクエスト2などは文字数の多さから、
パスワードを写すのも入力するのも億劫でした。
今から考えればあんな体験は今後はあまりなく、
いい思い出になるんでしょう。
ところで、このパスワード、
ゲームによっては結構いい加減に作られているものもあったりして、
適当に入力したものが通ってしまい、
とんでもない状態から再開するようなものもありました。
「たけしの〜」は区切りごとに同じ文字を続けると通りやすかったりとかしましたね。
まともにクリアできるゲームではないので、
まともではない方法でクリアしてました。
「ロックマン2」のパスワードは、E缶の所持数を表すマーカーがあることを見つけ、
E缶なしのパスワードをE缶4つのパスワードに改ざんしてプレーしてました。
今考えると、そうとうセコいですな。
ゲームボーイの「魔界村外伝 レッドアリーマー」では、「あか」だとか「あお」とか適当な単語で再開できることを見つけて、どんな組み合わせで有効になるかを探してました。
こういう楽しみ方ができるのもパスワード方式ならではってとこですね。
最後はパスワードではないのですが、
「ラグランジュポイント」というゲームでは、
武器の攻撃属性(電気とか熱とか)と攻撃対象属性(単体 or 全体)を持つ武器を
2つ組み合わせて1つの新しい武器を取得するという武器合成システムがあり、
これが熱かった。
僕はこの仕組みに法則があることに気付き(って、プログラムだからランダムでない限り当たりまえだけれど)、
マトリックスを書いてパターンを調べあげたのを覚えています。
今思うとマニアックな楽しみ方ですねぇ。
でも、それが自分の性分なのかも。
SkyrimやFallout3で世界の果てへ行き、
「それ以上は行けません」のメッセージを見たり、
建物の屋根に登っては飛び移れる場所を探すなど、
システムの見られたくない裏側を見るのが好きなのかもしれません。