ひこぽんのーと

覚書と雑記です。

JavaEE 7をやってみよう。 GlassFish環境のあれこれ

このJavaEE7の調査(訓練か?)については、
ネット検索で見つけたサンプルを真似しつつ、
自分なりにサンプルをアレンジして書いている。
ネットで散見するサンプルは大抵、NetBeans + GlassFishだったりするのだが、
自分の環境であるEclipse + Wildfly上で構わず動かしている。

この間、CDIのサンプルを書いている時、
NetBeans + GlassFishのサンプルが解説通りに書いてもうまく動かせなかった。
環境が原因の可能性も拭えなかったため、
Eclipse + GlassFishの環境も作ってみることにした。

ところが、ネットの先達のやる通りにしても、
一向にうまく環境が作れない。
試行錯誤のすえ、どうやら、JDKのバージョンが原因のようだった。
それも含めて、今回はGlassFish環境の作成について、メモを残そうと思う。

用意するもの

Eclipseプラグイン(下記のどちらかを使用)

インストール手順

1. Eclipseのインストール
……は、もういいよね。
2. GlassFishのインストール
……も、詳しくは良いよね。ダウンロードしたアーカイブを任意の位置に解答するだけ。
3. JDK8のインストール
……も、割愛。OracleファンはOracle Javaを、
オープンソースが良い人は、OpenJDKをインストールしましょう。
Ubuntu 14.04 LTSでは、ppa登録が必要だったので、それについてはこっちに書く。


プラグイン設定手順
Oracle Enterprise Pack for Eclipse (OEPE)の場合

1. Eclipseの新規ソフトウェアのインストール画面を出す。
f:id:nagamitsu1976:20150731193931p:plain
2. 追加ボタンを押して、リポジトリのURLを入力する
http://download.oracle.com/otn_software/oepe/12.1.3.7/luna/repository
(URLはダウンロードページに記載されている)
登録した覚えがないのにhttp://download.oracle.com/otn_software/oepe/lunaが登録されていた。
本来はこっちかなぁ。。。
3. インストールするプラグインを選ぶ。
ツールGlassFish ToolsとOracle JavaEEツールはインストールする。
あとはお好みで。
f:id:nagamitsu1976:20150731194823p:plain
4. Eclipseの再起動。
確認が出るがやらざる得ない。

GlassFish Tools for Eclipseの場合

1. Eclipseマーケットプレイス画面を出す。
2. GlassFishで検索する。
f:id:nagamitsu1976:20150731195506p:plain
3. インストールボタンを押す。
上の絵はアンインストールだけどご愛嬌。
4. Eclipseの再起動。
確認が出るがやらざる得ない。

サーバ・ランタイムの追加

1. Eclipseの設定画面を出す。
[サーバ] - [ランタイム環境]とドリルダウンする。
f:id:nagamitsu1976:20150731200120p:plain
2. 追加ボタンを押す。
上の絵だとすでにGlassFishあるけど、見なかったことにしてください。
f:id:nagamitsu1976:20150731200354p:plain
3. ランタイム環境のタイプを選ぶ。
GlassFishが選べれば、プラグインなど諸々の設定に成功。
選べない人はプラグインでエラーが出ている可能性あり。
ログを見てみよう。
4. ランタイムの名称と、GlassFishのインストールパスを入力。
f:id:nagamitsu1976:20150731200746p:plain

;5. domainパスとか、管理者パスワードとかの入力画面。:f:id:nagamitsu1976:20150731200750p:plain
ここは特にいじらずに完了ボタンを押す。
上の絵はワークスペース内のドメインがかぶってて、エラーになってるが気にするな。初回ならきっとかぶらない。

6. 完了ボタンを押すとサーバーのタブにランタイムが追加される。
f:id:nagamitsu1976:20150731201347p:plain

デプロイと起動

1. サーバーのGlassFishランタイムを選択し、コンテキストメニューから[追加および除去]を選択。
f:id:nagamitsu1976:20150731201531p:plain
2. もしくは、起動したいプロジェクトを選択し、コンテキストメニューから[実行] - [サーバーで実行]を選択。
サーバーのリストからGlassFishを選ぶ。
次へボタンを押し、起動したいアプリが構成済みに選ばれていればOK。
f:id:nagamitsu1976:20150731201700p:plain
3. 完了を押すと起動。
うまくすればこれで立ち上がる。

ここまで、長かった。。。
参考文献です。
EclipseでGlassFish:日々、浩然之気:So-netブログ
Ubuntu に GlassFish v4 による Java EE 7 検証環境をつくる - グロブ
GlassFishを起動・停止する方法(取扱注意) - Programming Studio
GlassFish 4.1を利用するに当たって - Programming Studio