ひこぽんのーと

覚書と雑記です。

ジョイスティックの連射機能

Ubuntuで古い昔のシューティングゲームをたまにやる。
アメリカ陸軍の戦闘機がなぜかミッドウェイにいる空母から発艦して
旧日本海軍の戦艦を撃沈するあのゲームとか、
あの時代のシューティングゲームが気軽に楽しめるので好きなのだが、
今、PC上でプレイするとある種の不満も出る。

それはやたらと必要になる「連射」。

古いゲームは連射機能が無いので、プレイ中の連射がなかなかシンドイ。
PC用コントローラを使ってもシンドイ。
WindowsにはJoyToKeyという
ジョイスティックのボタンにキーボードのボタンを割り当てるアプリがあり、
そのアプリに連射モードもあったのでよく利用していた。

Ubuntuにも同じようなアプリでantimicroというものがあるので、
導入手順についてメモしておく。

ジョイスティックの導入
USBのPC用コントローラなら何もしなくても認識するが、もしのも為、メモしておく。
jstest-gtkはジョイスティックの動確・調整に使える。
sudo apt-get install joystick jstest-gtk
antimicroの導入
ppaを追加してインストールすることになる。
Dashから起動できる。
$ sudo add-apt-repository ppa:ryochan7/antimicro
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install antimicro

起動するとこんな画面が出る。
f:id:nagamitsu1976:20150828180229p:plain

コントローラマッピングでantimicroのボタン定義に対してコントローラのボタン割り当てを行う。
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例えば、XボタンにキーボードのAを割り当てるとしたらXボタンのボタンを押して、
設定画面を出してキーを登録する。連射モードの設定もここで行える。
対象のゲームのShotボタン(キーボード操作での)を登録すればOK。
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antimicroを起動した状態で目当てのゲームを実行すれば
連射モードが無くても連射が使えるようになる。
また、ジョイスティック未対応のゲームでもキーボードのコントロールをantimicroに設定しておけば、
ジョイスティックでゲームができる。

Linuxも便利になったなぁ、としみじみ思う。