Arch Linuxのインストール手順のこと その4
How to use AUR
Ubuntuで言うPPAみたいなもの。
AURのリポジトリにはソースが置いてあるので、
ダウンロードしてきて、ビルド、インストールすると認識すればいい。
手でやるのは面倒だと思うけど、そこはそれ、
パッケージ名を指定するだけで導入できるツールがある。
Yaourtの導入
ヨーグルトと読むらしい。
これを導入すれば、AURも簡単に導入できる。
package-queryのインストール
yaourtで必要なpackage-queryをインストールする。
適当なディレクトリを作ってそこにcloneして、手順に従ってビルドする。
$ mkdir ~/.local/share/aur $ cd aur $ git clone https://aur.archlinux.org/package-query.git $ cd package-query $ makepkg -si $ cd ..
yaourtのインストール
続いて、yaourtをcloneして、ビルドする。
ビルドが終われば導入完了。
$ git clone https://aur.archlinux.org/yaourt.git $ cd yaourt $ makepkg -si $ cd ..
実験: Mate Tweakのインストール
AURパッケージ導入の実験として、Mate Tweakをインストールしてみる。
Ubutu MateにあったMate TweakはArch LinuxではAURに分類されているので、
まずは、Arch LinuxのAURのページへ行き、Mate Tweakのパッケージ名を調べる。
いくつかあるが4つのうち3つは開発版だたりgtk2版だったりして違うようなので、
最上位にある「mate-tweak」をインストールしてみる。
$ yaourt -S mate-weak
手順としては上のコマンドを実行するだけ。
これで、ソースのダウンロードからビルド、インストールまで一括で行える。
コマンド実行中にビルドファイルの編集、ビルドされたパッケージの内容確認を聞かれるが
これは特にしなくても大抵は問題ない。
出来あったパッケージをインストールすれば、
コントロールセンターにMate Tweakが追加される。